【 銘茶リスト 】  紅茶 ---- 正山小種 ( Lapsang Souchong )

 
 中国紅茶の元祖正山小種は、福建語の発音そのままのラプサンスーチョンの名で世界に知られます。この茶は仕上げに松の木で薫製して煙香りをつけるのが特徴。生産地は武夷岩茶(ウーロン茶)で有名な武夷山付近の星村鎮(シンツゥンヂェン)の桐木関(トンムーグアン)一帯。または桐木関小種、星村小種とも呼ばれます。


 黒い茶葉はとても大きいのが特徴で、水色は濃いオレンジ色。香りにはくせがありますが、渋みは余り無く、味はマイルドです。

 中国の代代の皇帝に献上されたというお茶で、ヨーロッパではこの強烈なスモ―キーフレーバーが東洋を感じさせるお茶として、珍重されています。

 飲み方は、香りを楽しんでブラックティー、またはミルクをたっぷりと加えて楽しんでもよいでしょう。